初心者向け比較!NISA vs ビットコイン、どちらを選ぶ?
「老後のためにお金を増やしたいけど、投資なんて難しそう」
「NISAとかビットコインってよく聞くけど、結局どっちがいいの?」
そんな風に悩んでいませんか?
・2級FP技能士、証券外務員
・投資経験がほぼゼロで資格を活かしきれていない
・将来の漠然とした不安を払拭すべく一念発起
・正しい知識を広めて同じ悩みを持つ人と一緒に安心できる未来を目指す
将来に向けて一歩を踏み出すためには、
まず自分に合った方法を見つけることが大切です。
この記事では、
「NISA」と「ビットコイン」のメリット・デメリットをわかりやすく解説し、
それぞれがどんな人に向いているかを比較していきます。
読み終わる頃には、
「私にもできるかも」と思えるヒントが見つかるはずです。
それでは、始めましょう!
これからの資産形成の課題
資産形成は将来の安心を得るためにとても大切です。
特に次のような課題があげられます。
- 老後資金の不足
- 予期せぬ医療費や介護費用
- 経済的に頼れるパートナーがいない場合のリスク
当ブログではおひとりさまに焦点をあてています。
おひとりさまにとってはどれも将来への不安につながる重要な課題です。
これらの課題に対処するためには、
計画的な資産形成が必要です。
しかし、投資に踏み出す際のハードルも少なくありません
結論から言えば、
これは分散投資という面から考えて、
両方始める。
どちらが良いとは簡単には言い切れないということ。
どの投資にも減ってしまうというリスクはつきもの。
一か所に投資を偏らせることなく、
分散しておくことでそのリスクを最小限に抑えるという視点を持つことが大切です。
NISAの特徴を解説
NISA(少額投資非課税制度)は、
日本政府が推進する投資促進のための制度です。
次のような特徴があります:
- 非課税枠:一定金額までの投資に対する利益が非課税になる。
- 運用対象:株式、投資信託など。
- リスクとリターン:比較的安定した商品が多い。
2024年からNISA制度に変更が加えられ、
新NISA制度と話題になりました。
この時期にあわせて多くの情報や書籍も登場したため、
そろそろやってみようかなと思った方も多かったのではないでしょうか。
国が推奨しているという安心感はもちろんありますが、
投資である以上デメリットについてもしっかりと理解しておく必要があります。
NISAのデメリット
NISAのデメリットをまとめると次の通りです。
- 1つしか口座がもてない。
- 元本保証がないため、損失が出る可能性がある。
- 短期的なリターンを狙うのには向かない。
1つしか口座が持てない
NISAの口座は専用の口座の開設が必要となります。
1人につき1口座となるため、
複数の金融機関で開設することができません。
金融機関によって取り扱い商品が異なったり、
クレジットカードで積み立てた際のポイント還元などにも違いがあります。
元本保証がないため、損失が出る可能性がある
国が推奨している制度であっても、
損失が出ないことが保証されているわけではありません。
大幅な値下がりの可能性はもちろんあり得るため、
元本割れ(投資したお金よりも少ない金額しか戻らない)が起きることを忘れてはいけません。
そのためリスクをいかに少なくするかも考えた投資が大切になります。
短期的なリターンを狙うのには向かない
今すぐお金を増やしたい!
数年後に使う資金のために投資して増やしておきたい
という場合には向きません。
元本割れの可能性もあるため、
使いたいと思ったタイミングに増えている保証はありません。
NISAのメリット
デメリットがある一方、
大きなメリットももちろんあります!
- 利益に対して税金がかからない。
- 初心者でも始めやすい商品が多い。
- 長期的な資産形成に適している。
利益に対して税金がかからない
投資の利益には通常20.315%の税金がかかります。
しかし、新NISAで投資して得られた利益には一生涯税金がかかりません。
投資先の値上がりで得られる運用益はもちろん、
株からもらえる配当金、
投資信託からもらえる分配金も非課税です。
つまり利益をそのまま受け取ることができるのです。
これは最大の魅力と言えます。
初心者でも始めやすい商品が多い
つみたて投資枠の商品は、
金融庁の定める基準を満たしています。
「長期・積立・分散投資」に適した、
低コストの商品が揃っています。
投資初心者の人にとってどこに投資するかを決めることは簡単ではありません。
そのため、投資初心者でも選びやすいこともメリットです。
長期的な資産形成に適している
長期保有を前提としているため、
市場の一時的な下落を気にせず、
堅実な資産形成を目指していくことができます。
また、毎月決まった積立金額を設定しておくことができます。
そのため定期的に投資タイミングをチェックすることなく、
コツコツと投資が継続できる仕組みになっています。
ビットコインの特徴を解説
ビットコインは、
暗号資産の一種で、
分散型のデジタル通貨です。
次のような特徴があります。
- ボラティリティ:価格変動がある。
- 供給量の制限:発行上限が決まっている。
- 分散型システム:中央管理者がいない。
ビットコインのデメリット
ビットコインのデメリットは次の通りです。
- 価格の変動が大きい
- セキュリティ対策が必要
- 投資勧誘の危険性
価格の変動が大きい
ビットコインは市場のニュースやイベントによって価格が大きく変動します。
このため、長期的な視点での投資が求められます。
投資初心者の方はこの大きな変動に驚いてしまうかもしれません。
暗号資産は危ない
と言われしまう理由の一つです。
セキュリティ対策が必要
ビットコインはインターネット上で管理されるため、
取引所やウォレットがハッキングされる可能性があります。
これにより、資産を失うリスクが伴います。
そのため、取引所の評判やセキュリティ対策を事前に調べ、
大手で運営が透明な取引所を利用することが必要です。
初心者の方はどこを選べばいいのか迷ってしまいます。
投資勧誘の危険性
ビットコインに限らず、
「簡単に儲かる」という甘い誘い文句で初心者を狙った詐欺が多発しています。
特にSNSやメールでの勧誘が増加しており、
知識のない人ほど被害に遭いやすいです。
「このリンクをクリックするだけでビットコインが無料でもらえる」
「1万円で10万円に増える特別な方法がある」
といった誘い文句は危険です。
ビットコインのメリット
詐欺などドキッとしてしまうデメリットもありましたが、
もちろんメリットもあります。
- 少額から投資できる。
- 長期的に価値が上がる可能性がある。
- 分散投資の一環として注目されている。
少額から投資できる
ビットコインは大金がないと投資できないというイメージを持つ方も多いと思います。
ところが、
取引所によっては1,000円でも始めることが可能です。
そう思うとぐっと身近に感じるのではないでしょうか。
長期的に価値が上がる可能性がある
ビットコインの大きな特徴に、
供給量が決まっていることがあげられます。
ビットコインの発行上限は2100万BTC(ビットコインの単位)と決められているため、
この希少性が価値の上昇を促す要因の一つとなっています。
分散投資の一環として注目されている
分散投資とは、
資産を複数の異なる投資先に振り分けることでリスクを軽減する手法です。
ビットコインはその独自の性質から、
分散投資における選択肢となっています。
ビットコインは、
株式や債券、不動産などの伝統的な資産とは異なる値動きをすることが多いため、
全体のリスクを分散させる効果が期待できます。
たとえば、株式市場が低迷しているときでも、
ビットコインの価値が上昇する場合があるため、
安定性を高めることが可能です。
まとめ:NISAとビットコインどちらを選ぶべきか
どちらが最適かは、
あなたの目標とリスク許容度によります。
- コツコツ資産形成を目指す場合:NISAがおすすめ。初めての投資でも比較的安心して取り組めます。
- 将来的な成長を見据えた長期投資を考える場合:ビットコインも検討の価値あり。価格変動はありますが、少額から始められ、継続投資でリスクを抑えられる可能性があります。
また、分散投資の観点から、
両方を始めることも非常に効果的です。
どちらからスタートするか迷った場合は、
気になった方から始めてみてください。
当ブログでは、
ビットコインの記事を多く取り上げています。
ビットコインに興味がある方は、
実際に管理人も利用している取引所の開設も是非参考にしてみてください。
管理人がビットコイン投資を始めた理由はこちらで記事にしています。